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マクスル Maxle スルーアクスルの固定方法の規格。 ロックショックスの規格。 当初は20mmアクスルとして登場したが、現在では15mmアクスル、リアのスルーアクスルもある。 関連項目 自転車用語 +... あ行▼ アーガイル アーネット アーレンキー Aaron Gwin Aaron Chase アイウェア ISIS iドライブ Iビーム アウターチューブ 東商会 Adam Craig Adam Hauck 安達靖 アトムラブ Anita Molcik Anneke Beerten アヘッドステム アメリカンバルブ アメリカンBB アルチュラ アルミニップル アレックス アンカー アンサー アンターンダウン Andrew Neethling Andreu Lacondeguy Andrew Shandro アイアンホース アイステクノロジー アイスペック アイドゥン アキコーポレーション アクソ アケボノ アゾニック アップスウィープ アディダス アブバカ アリソン・サイダー アリビオ アルパインスター アルピナ アルマイト アルミニウム アルミニウム合金 アンソン・ウェリントン アン・キャロリーヌ・ショソン E13 イーストン イーヴィル イエティ ITA規格ノーマルサイズ 井手川直樹 Irina Kalentieva インスタントリリース インターテック インチ インディアンエアー インテグラルヘッド インデックスシフト インナーチューブ インフレーター インターナショナルスタンダード インターマックス インダストリーナイン インテンス インテンスタイヤシステム インパルス インフィニ インヴァート ウィーザピープル ウィッパーマン ウィリー ウィンドストッパー ウェーブローター ウェス ウェルゴ Wade Bootes ウェイン・ゴス ウォールライド ウッズバルブ ウルトラツアー ウェイド・シモンズ エアサスペンション エアスプリング エアターン エアロスポーク エクスターナルBB SRサンツアー SDG SPD-R Emmeline Ragot エラストマー Eric Carter エレベーテッドチェーンステイ エンデューロワールドシリーズ/2013年 エンデューロワールドシリーズ エンド金具 エンド幅 エンヴェ エイアンドエフ エクスペド エッジ 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フォックスレーシングショックス フォーバーリンケージ フファニュ フリーライド フルサスペンション フルダイナミクス フレドリック・ケシアコフ フロントスプロケット フロントハブ フロントフリップ ブラック ブリコ ブルックリンマシンワークス ブレーキフルード ブロックタイヤ ペース 北京オリンピック ペグスパナ ペダル ペダルレンチ ヘッドショック ヘッドライト ヘッドアングル ヘッドチューブ ヘッドパーツ Benny Phillips ヘルメット Helen Gaskell ヘイズ ベル ベンダー ベンド ベン・ボイコ ホイール ホーザン ホープ Paul Basagoitia ホーン ポゴ ポゴ180 Jose Antonio Hermida 歩道 ポリプロピレン ボトルケージ ボトルケージ台座 ボビング ホシ ホッピング ホローグライド ホローテック ホローテックⅡ ボクサー ボクサーマウント ボトムブラケット ボトムブラケットシェル ボムシェル ボントレガー ま行▼ Marc Beaumont マーズ Martin Soderstrom マーベリック マーリン Mike Hopkins マウンテンバイク マクスル マグラ台座 マスターシリンダー Matti Lehikoinen マニュアル Manuel Fumic マヴィック Mary McConneloug マルチリリース マウンテンバイクチーム一覧 マウンテンバイク競技 マウンテンバイク選手一覧 マキシス マキシスMSC(2006) マグラ マッドタイヤ マニトウ マムアンドポップス マリン マリー・ヘレナ・プレモン マルクス・クラウスマン マルコウフ・ベルシトウド マルゾッキ マングース Mickael Deldycke Mickael Pascal Michal Marosi ミショー型 ミッドBB ミノウラ ミシュラン ミズタニ自転車 ムーツ メカニカルディスクブレーキ Melissa Buhl メット メリダ モノリンク モンスタークロス モアウッド モトクロスインターナショナル モラティ モンスターエナジー・スペシャライズド(2012) モンドレイカー モンベル や行▼ 焼きなまし 柳原康弘 Jana Horakova Yannick Granieri 山口孝徳 山本幸平 油圧式ブレーキ 油圧リムブレーキ UCIマウンテンバイクワールドカップ ユートピア Uブレーキ Julien Muller Jurg Meijer ユッチンソン ユリス 溶体化処理 Joost Wichman らわ行▼ ライザーバー Ryder Kasprick ライトスピード ラジアル組み ラス Rafael Alvarez De Lara Lucas ランドナーバー ライアン・リーチ ライズ ライトウェイ ライバル ラピッドファイヤープラス ランス・マクダーモット ランドナー リアエンド リアキャリア リアサスペンション リア三角 リアセンター リアディレイラー リアホイール Liam Killeen リーコン リーチ リーバ リクセンカウル リジッドバイク リバースアーチ リム リムテープ リムブレーキ リンク式サスペンションフォーク 輪行 輪行袋 リンスキー リアハブ リカンベント リジッドフォーク リッチ・ハウズマン リッチー リッチー・シュレイ リパック リベレーション リムセメント リリック ルークス ルディープロジェクト ルイガノ ルック ルックダウン ルックバック ルック車 Rachel Atherton レーザー レースフェイス レザイン レッドブルランページ レッドブルランページ/2013 レバー比 レフティー レフトドライブ レボシフト レンサル レアナ・ジェラード レイク レイノルズ レギュラースタンス レッド レッドブル レモン Roel Paulissen ローテック ロードバイク ローノーマル ローラーブレーキ Laurence Leboucher ロールアウト ロールバック ローロフ ロケット Roger Rinderknecht 路側帯 ロックウォーク ロックオン ロトワイルド ロイヤルレーシング ロッキーマウンテン ロッキーマウンテン・ビジネスオブジェクツ(2006) ロックアウト ロックショックス ロックタイト ロビー・ボードン ワールドカップ ワイドリンクデザイン ワイヤーカッター ワイヤードオン 180 ワンポイントファイブ ワンハンド 数字▼ 105 10速 15mmアクスル 180 1996年世界選手権大会 2005年ワールドカップ ダウンヒル 女子 2005年ワールドカップ ダウンヒル 男子 2005年ワールドカップ フォークロス 男子 2005年世界選手権大会 2006年NMBS クロスカントリー 2006年NMBS ダウンヒル 2006年アディダススロープスタイル 2006年クランクワークス 2006年ザ・ギャザリング 2006年ブラウン26トリックス 2006年リスボンダウンタウン 2006年レッドブルディストリクトライド 2006年ワールドカップ クロスカントリー 女子 2006年ワールドカップ クロスカントリー 男子 2006年ワールドカップ ダウンヒル 女子 2006年ワールドカップ ダウンヒル 男子 2006年ワールドカップ フォークロス 女子 2007年世界選手権大会 2008年ワールドカップ ダウンヒル 男子 2009年ワールドカップ ダウンヒル 男子 2011年レッドブルホーリーライド 2012年ワールドカップ ダウンヒル 男子 20mmアクスル 20インチ 24インチ 26インチ 27.5インチ 29+ 29er 29インチ 360 3Al-2.5Vチタン 4Xプロツアー 4X(マルゾッキ) 6000番系アルミニウム合金 650A 650B 650C 661 6Al-4Vチタン 700C 720 888 9速 アルファベット▼ Aaron Chase Aaron Gwin Adam Craig Adam Hauck Andreu Lacondeguy Andrew Neethling Andrew Shandro Anita Molcik Anneke Beerten ATA ATi AXライトネス BB30 BB386EVO BB90 BB95 BBハイト BBライト BB下がり Ben Travis Benny Phillips BL-M950 BR-M739 BR-M750 Brendan Fairclough Bryn Atkinson Cameron McCaul Cameron Zink Celine Gros CFRP Chris Akrigg Chris Kovarik Christoph Sauser Claire Buchar CS-M770 CS-M771-10 Dan Atherton Danny Hart DCシューズ dkg DMR DNF DNS Dominik Raab DOT DT E13 EBC Emmeline Ragot Eric Carter ET ETA ETRTO Fabien Barel FC-M601-2 Ferdi Fasel FH-M950 Filip Polc Fionn Griffiths Florian Vogel Floriane Pugin FSA Gee Atherton Geoff Kabush Goran Jurica Greg Minnaar GT GTファクトリーレーシング(2012) Guido Tschugg Helen Gaskell HG HGチェーン HS33 IG IRC Irina Kalentieva ISCG ISIS ITA規格ノーマルサイズ Iビーム James Patterson Jana Horakova Jared Graves JD Swanguen Jeremy Horgan-Kobelski Jill Kintner JIS規格BB JIS規格ノーマルサイズ Johannes Fischbach Joost Wichman Jose Antonio Hermida Julien Absalon Julien Muller Jurg Meijer Justin Havukainen Jシリーズ K2 Kamil Tatarkovic Kathy Pruitt Kelly McGarry KHS Kyle Strait Laurence Leboucher LED Liam Killeen Manuel Fumic Marc Beaumont Martin Soderstrom Mary McConneloug Matti Lehikoinen MBUKサンタクルズ(2006) Melissa Buhl Michal Marosi Mickael Deldycke Mickael Pascal Mike Hopkins MRP MSC MSイーヴィルレーシング(2011) Nathan Rennie Nick Beer OCLV ODI OGK OLD PCD Qファクター R7 Rachel Atherton Rafael Alvarez De Lara Lucas RBデザイン RD-M772SGS Roel Paulissen Roger Rinderknecht Romain Saladini Ryder Kasprick Sabrina Jonnier Sam Blenkinsop Sam Hill Sam Pilgrim SDG Sean Watson SID SIS SL-M800 SLR SLX SLX/M660系 SLX/M670系 SPD SPD-SL SPV SRサンツアー ST-M775 Steve Peat STI TAK21 the Todd Wells Tomas Slavik TPC Tracey Hannah Tracy Moseley Troy Brosnan TSG TST5 Tyler McCaul UCI UCIマウンテンバイクワールドカップ UCIマウンテンバイクワールドカップ/2013年/ダウンヒル男子 URT UST Uターン Uブレーキ VPP Vブレーキ Wade Bootes WTB X.O XC(マルゾッキ) XTR XTR/M950系 XTR/M960系 XTR/M970系 XTR/M980系 Xアップ Xバート Xフュージョン Yannick Granieri YTインダストリーズ Z1 Z2 ZR9000 タグ 「ま」 サスペンションフォーク 自転車用語
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シャンパーニュ(しゃんぱーにゅ) 概要 Champagne = シャンパン(英, 仏) シャンパーニュとは、水滴を弾けさせる術のこと。 初出はVのリタ・モルディオ。 英語版表記は「Champagne」 登場作品 + 目次 ヴェスペリア TOPなりきりダンジョンX 関連リンク派生技 関連技 ネタ ヴェスペリア 習得者 リタ・モルディオ 水滴を発生させ、弾けさせる下級魔術。敵の足元に発動する 分類 下級魔術 属性 水 HIT数 4 消費TP 14 威力 400 詠唱時間 2.5s 習得条件 Lv14 FS方向:↑(青)天候が「雨」の際威力20%上昇使用回数100回毎に攻撃範囲拡大、最大2倍 (1000回) 魔術の一種。リタがLv14で修得する。 対象の足元に、無数の水滴を弾けさせる。 その特性上当てにくいが、使用回数の恩恵もあり下級術の中では攻撃範囲が広い。 ただその分詠唱時間も下級術の中では最も長く、長所を活かしていく必要がある。 また下級術の中では唯一派生するスキル変化術が存在しないこともあり、影が薄め。 詠唱文 日本版:あどけなき水の戯れ 英語版:O caprice of innocent waters... ▲ TOPなりきりダンジョンX 習得者:メル(魔術系、妖剣系) 習得・使用者:ヴァサーゴ 分類 術 属性 水 HIT数 5 消費EBG 3 威力 75 詠唱時間 - 習得条件 魔術系:初期習得妖剣系:マジックフェンサー RANK4 敵の下から浮かべた複数の水泡を連続破裂させ攻撃。 ▲ 関連リンク 派生技 ▲ 関連技 セイントバブル クラムパーニュ ▲ ネタ ▲
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session1「はじめよう!冒険者」 【導入編 ベアト&リタ】 ”彩の港町”ロシレッタ。 そこは様々な交易品や人種が行き交う、まるで世界の辻のような街だった。 その街に初めてやってきたザイアの神官戦士ベアトリーチェは、 故郷のダーレスブルクとはまるで異なった、異様なまでの活気にあふれた街の雰囲気に圧倒されていた。 彼女の故郷ダーレスブルクは決して田舎ではない。むしろ公国として栄えているほうだが、 どちらかというと整然とした雰囲気の町並みであり、ここまで雑多な感じはしていなかった。 通り過ぎる荷車の多さ。威勢のいい商人達の掛け声。 行き交う人々の多さと人種の多様さ。そして微かに薫る海の匂いと、寄せては返す潮騒の音。 その騒々しさのどれもが珍しく、彼女の知覚を鮮烈に刺激して止まない。 まるで御上りさんのようにキョロキョロと首を回してしまうのも仕方のないことといえよう。 そこにちょうど土産物屋の前で、深い溜息を吐いている女エルフが彼女の目に入った。 首に聖印をぶら下げているところを見ると、彼女も何らかの神官なのだろうか。 ベアトリーチェ(以下ベアト)は彼女に声を掛けてみることにした。 「どうした、そこの女エルフ。溜息ばかりを吐いていると幸せが逃げていくぞ」 急に声を掛けられた女エルフの神官は一瞬ビクッとしたが、 振り向いた先の相手が女だったため安心でもしたのか、胸をなでおろすとポツリと漏らした。 「いえ…買い物をしようと思っていたんですけど、どれも高くて…」 「ふむ」 見ると「激安!ロシレッタ土産100ガメルから!」と書かれていた。 「私、自分の村から出てきたばかりなんですけど…今35ガメルしかなくて…」 100ガメルもあったら村じゃ10日は暮らせますよぅ…と気弱に吐くと、また下を向いてしまった。 「安心しろ、女エルフ」 ベアトは言った。 「私の所持金は今0ガメルだ」 そこでなぜかエッヘンと堂々と胸を張るようにそらすベアト。 女エルフの彼女、リタはポカーンとしてしまった。 「そ、そんな!それじゃあこれからどうやって生活するつもりですか?!」 「ザイア神殿にやっかいになるという手もあるが……そのつもりは生憎となくてな。 実は私はこの街で冒険者になろうと思っている」 「は、はぁ……。冒険者さんですか……?」 「うむ。これでも剣の腕には少々覚えがあるのでな」 そう言ってベアとは腰に下げたブロードソードを少し見せた。 「こいつで食っていくつもりだ。君は?」 「え、えーと、リタです!キルヒア様の神官やってます!」 「……そうじゃなくて、これからどうするつもりかを聞いたつもりだったんだがな……」 「え、、えと、その、はい!だ、だったら私もやります!冒険者!」 「は……?」 今度はベアトが目を丸くする番だった。 「だ、駄目でしょうか……?」 「いや……別に駄目だとは言っていないが……」 明らかに今思いつきで決めた感じだった。 大丈夫か?とベアトは思う。 「と、とにかくあなたについて行きます!」 「ぬぅ……」 そんなやり取りをしていると 「くっくっくっ」と、喉を鳴らすような笑い声が背後から聞こえてきた。 二人が振り向くと、そこには中背中肉の黒髪の男が立っていた。 「御のぼりさんが二人で冒険者ねぇ……」 そう呟くと、また「くっくっくっ」と喉を鳴らすように笑う。 ベアトは相手を観察する。 へらへらと笑ってはいるが、決して嫌らしい感じではなく、 またこっちを馬鹿にしているような感じでもなかった。 そして何より特徴的なのが、場慣れしたかのようなその眼光。 決して只者ではなさそうだった。 「なぁ、姉ちゃん達よ。これから冒険者の宿を探そうってのか?」 「まぁ……そのつもりだが」 「アテはあるのかい?」 「いや、この街に来たばかりでな。適当に探そうと思っていた」 「そうかい、そうかい」 そして男は辻通りの一軒の店を指した。 「あそこはこの辺じゃ結構大きな冒険者の宿だが、あの店がどういうところだか分かるかい?」 外からの外観だけでよくわからなかったが、店からは祝杯の声や吟遊詩人の歌声などが聞こえる。 だが怒声や罵声なども聞こえるし、ちょうどがっくりと肩を落として店を出てくる冒険者らしき者がいた。 「繁盛していそうに見えるがな」 「繁盛ね。そう、確かに繁盛はしているさ」 男の言葉には含みがあった。 「何か裏が?」 「裏ね。なぁ姉ちゃん。あそこの冒険者の宿で上手くやってる…、つまり成功している奴らがどれくらいいるか分かるかい?」 「……半分程度か?」 「半分?!馬鹿言っちゃいけねぇよ。それじゃ巷は成功者だらけになっちまわぃ!」 「すまんが見当もつかん」 ベアトは正直に述べた。 「1割だ」 男が呟く。 「あの宿で成功してる連中は全体の1割しかいねぇよ。あとの9割はみんな落伍者になるのさ」 「たったそれだけですかぁ……」 リタががっくり肩を落とす。 「それでも繁盛してるのは店が大きいからさ。依頼もたんまりある。だがそれ故に数が多すぎて、一人一人の冒険者の面倒をじっくり見てくれないのさ。店の面構えにみんな騙されちまって、あそこに行く初心者は多いがな」 「ふむ……」 ベアトは一理あると思った。 「それと、あそこの宿をどう思う?」 今度は辻の反対側にある冒険者の宿を男は指差す。 店の構えは先ほどよりは小さいものの、それなりに大きく屈強そうな男たちが何人も出入りしていた。 「……あそこは上級者用の店だろう。おそらくな」 「その通り!で、問題だ。あそこの店の生還率を知っているか?」 それこそ知る由もない。 「……4割」 「かーっ!馬鹿言っちゃいけねぇぜ!2割だよ2割!あとはみんなおっ死んじまう命知らずが行く店だよあそこは」 「そんな店になぜ人が出入りする……?」 「そりゃ決まってるだろ。これだよこれ」 男が指でわっかを作る。 「ハイリスクハイリターンってな。あそこの店は払いだけはいいんだがな。何せ冒険者なんて消耗品だと思っている節がある。とてもじゃねぇが嬢ちゃんたちが行っちゃいけねぇよ」 ここまで来ると、この男の言わんとしている事がなんとなく解ってきた。 「ふむ、つまり……もっと初心者用のいい店があると……?」 「おっ、察しがいいじゃねぇか。つまりはそういうことだよ」 ここでベアトは真偽判定をしかける。 出目はよかったが男の真意を見抜くまでには至らなかった。 ただ、なんとなくだが嘘は吐いていないように思った。 「どうする、リタ?」 「わ、わたしはあなたに付いて行きます…!あなたが決めてください!」 「………………」 果たしてこの男の行っている事を信用していいかどうかは解らなかったが、 ここで立ち往生していても仕方がないとベアトは思った。 いずれにせよ何らかのアクションを起こすべきだ。ならば……。 「わかった。案内してくれ」 「いいねぇ。即決かい。じゃあ俺に付いて来な」 この男の真意は自分で見定めるしかないとベアトは思った。 【導入編 ヘング】 様々な交易品を載せた馬車の隊列が、今まさにロシレッタの入り口に到着した。 ジプシー。流浪の民の一団だ。 彼らは特定の住まいを持たず、様々な街で交易品を売り買いしては利益を上げ、 またその金で旅をするという特殊な価値観をもった人々だった。 そのジプシーの一団から離れようとしている、まだ少年の面影すら残っている若い男がいた。 黒髪、黒瞳、褐色の肌。やや高めの身長と、引き締まった痩躯の体。 髪は短いが左側のこめかみ辺りから鎖骨くらいまでの三つ編みが二本あり、明るい色の紐を編み込んでいる。 左腕(拳)に太陽、右脚(脹脛)に月の刺青があった。 彼は馬車から飛び降りると、陽の光を浴びながら大きく伸びをした。 「本当に行くのか、ヘング?」 彼の仲間のジプシーらしき男が声を掛ける。 「ああ、行くよ。俺はこの街で冒険者になる」 きっぱりとした口調でヘングは言った。 「何も自分から危険に飛び込んでいくことはないんだぞ。このまま流れる生活をやっていたって……」 「わかってるよ。それでも俺は冒険者になりたいんだ」 再度のヘングのきっぱりとした口調に、仲間の男はそれ以上は何も言うまいと思ったようだった。 「第一、あの糞親父でさえ冒険者でやれてるんだ。俺にできないはずがないだろ」 糞親父という言葉に男は苦笑いをした。 「ああ、そうだな。お前ならできるさ、ヘング」 男は優しげな顔でそう呟いた。 「みんなに別れの挨拶はいいのか?」 「大丈夫。昨日のうちに全部済ませた」 「そうか。ならこれを持って行け」 木片がヘングに手渡される。 「割り符だよ。ここで馬車の一団と待っているよりは、一人で行ったほうが早く入れるはずさ」 「ありがとう」 そういうが早いかヘングは入り口に向かって真っ直ぐに走っていった。 後ろさえ振り向かず。 「流浪の神よ。どうか彼の行く先に幸運を」 仲間の男は聖印を握り締めながら、自分の信ずる神に小さな祈りをささげたのだった。 男の言ったとおり、一人で通行すると、割り符を見せるだけでヘングは簡単に中に入ることができた。 「ここがロシレッタか……」 ザルツ地方のあちこちを流れていたヘングだったが不思議とロシレッタだけとは縁がなく、 やって来たことがなかった。 初めて見る街。だからこそ新しい自分になれるかもしれないとヘングは思った。 ふらりと街の中に踏み出すヘング。 それがドンッという衝撃とともに何者かに妨げられた。 慌てて周りを見渡すが、誰の姿もない。 「いやあ、ゴメンゴメン」 足元から声がかかる。 「大丈夫かい?」 見ればグラスランナーの子供だった。 いや、実際に子供かどうかはわからないのがグラスランナーなのだが、とにかくヘングはそう思った。 体をまさぐって、財布の所在を確認するヘング。 「ああ、大丈夫みたいだ」 二重の意味の大丈夫に、このグラスランナーも思わず苦笑い。 「お兄さんはここは初めて?僕はピロロ。よろしく」 「ヘングだ。よろしく」 短く名乗りあった後に、互いに軽く握手をする。 「ピロロはこの街は長いのか?」 「それなりにね。1年…2年…、あれ待てよ…6年だったかな?」 グラスランナーという種族に時間の概念は薄い。 なのでどうしても言うことが適当になってしまう。 それを知っていたヘングは、とにかく自分よりは詳しいものとして聞き流すことにした。 「なぁ俺、腹が減ったんだけど、どこかいい店を知らないか?」 「ご飯?なら安くていい店を知ってるよ。ぶつかっちゃったお詫びに教えてあげるから付いてきて」 ひょこひょこと細い路地へ歩き出すピロロに、ヘングは疑う事もなく付いていった。 「ドワーフのおっちゃーん!いつもの2つー!」 「あいよー!ちょっと待ってな!」 しばらく待つと軽食と呼ぶにはたっぷりすぎる量の食事が運ばれてきた。 しかもそれなりに美味い。これで1つ2ガメルは破格だった。 食事をしながら二人は会話を交わす。 「お兄さんはこの街へ何をしに?」 「俺は冒険者になりに来たんだよ」 「へぇー、冒険者かぁ。ううーん」 ピロロは難しい顔をする。 「あまりお勧めしないけどね。大抵みんな死んじゃうよ?」 「みんなそう言う。それでも俺は冒険者になりたいんだ」 「ううーん、まずコネとかないとなぁ。変な店に当たったら大変だし」 ピロロはますます難しい顔になった。 「そういうピロロは何を?」 「え?僕?冒険者だよ!バードとスカウトとー……、あれ?あとなんだっけ?」 あっけらかんと答えるピロロ。 「なら、今コネができた」 「え?!コネって僕のこと!?」 「そうだけど?」 ヘングもヘングであっけらかんと答える。 「なら先輩だな。よろしく頼むよ、先輩」 そしてその場に2人分の食事の代金、4ガメルをそっと置いた。 「え?うん!もちろん任せてよ!」 オゴリにすっかり機嫌をよくしたピロロはあっさりと陥落した。 ピロロ。安いグラランであった。 【導入編 クロウ】 「ふーむ……」 ロシレッタのとある冒険者の宿に、仕事を求めて掲示板を眺めるとあるシャドウの姿があった。 「あかん…あかんなぁ…」 そのシャドウは頭を掻きながらポツリと呟く。 「このクロウ様にふさわしい仕事が全然あらへん」 どうやら掲示板をざっと眺め終わったようだが、彼の満足するようなものはなかったようだ。 「なぁ親父」 店のマスターに馴れ馴れしく話しかけるクロウ。 だが別に彼はこの店に所属しているわけでもなければ、店主と知り合いでもなかった。 「なんか隠しとらへんか?こう1人用のおいしい仕事っちゅう奴を」 誰にでも馴れ馴れしい。それは彼のスタイルだった。 彼はその場の主導権を握らなければ、とことん気がすまないタイプだった。 隠避主義のシャドウにしてはかなり珍しい性格をしていると言っていい。 「知らんな」 店主はぞんざいに応える。 こういった手合いの輩は付け上がらすとキリがないのを、店主は経験から知っていた。 「そんなことないやろー。ホンマはあるんとちゃうかー?」 「知らんと言ったら知らん。他の仕事が欲しけりゃパーティーを組め」 「それが出来へんから、言うとんのやろ」 パーティーを組めば仕事の選択の幅は広がる。 だが彼が主導権を握れそうな組は、生憎と見つかっていなかった。 「かーっ!どいつもこいつも世間ズレしよってからに!もうちょいこう……このクロウ様が転がせそうな組はおらへんのかい!」 「そんなことを言って選り好みをしているから、いつまでたっても組める相手が見つからないんだよお前は」 店主は辛辣に言った。 「今は地道にドブさらいでも、猫探しでもなんでもやるんだな」 「けっ!そんなチンケな仕事やってられへんわ」 ドン!とカウンターを叩く店主。 「いいかげんにしろ!世の中そんなおいしい話がそうそう転がっているとでも思うのか!ウチが気に入らなきゃよそへ行け!」 とうとう堪忍袋の緒が切れた店主がクロウを怒鳴りつける。 だがクロウの興味はとっくにそこにはなく、視線は窓の外にいる女性2人と中年の男に注がれていた。 クロウは聞き耳を立ててじっと経過を見守る。 そしてその場から彼女たちが立ち去ろうとした時、 「なぁ親父」 店主に向かってクロウは言い放った。 「昔から鴨は葱背負ってやって来るのが相場やと決まっとるんやで」 ニヤリと笑い、言うが早いか、クロウは店を飛び出すと雑踏の中に紛れ、 あくまで自然な形で彼女たちの後を追っていった。 【導入編 ロイ】 また同時にその頃、とある冒険者の店に仲間を求めてさまよう男の姿があった。 帽子を被り角を隠している彼は実はナイトメアだったが、誰もそれに気づく様子はない。 おっとりとした雰囲気の彼にその帽子は妙に似合っており、 また、手にした楽器が彼がバード、吟遊詩人であることを示していた。 つまりは芸術肌の人間であり、それならば帽子のひとつもファッションとして 被るだろうという妙な思い込みを周囲の人間に持たせていた。 「ねぇ、女将さん」 彼がその店の店主である女将に話しかける。 「なんだい」 「少し店の隅っこで演奏させてもらってもいいかな?」 女将は少し考えたが、 「別に商売の邪魔にならなければいいよ。勝手にしておくれ」 「ありがとう」 軽い会釈を返すと、彼は言ったとおり店の隅に陣取り、ゆったりとした曲調の演奏を始めた。 あくまで店の楽しげな雰囲気を壊さないような緩やかな演奏だ。 それに気づいた周囲の者は、彼に軽く口笛を吹いたり、合いの手を入れたり、 また拍手を送ったり、手を振ったりしてくれた。 最初のうちこそ周囲の興味を引いた彼だったが、1~2時間もすると飽きられたのか、 はたまた彼の演奏は店のBGMとして溶け込んでしまったのか、 誰の興味も引かないようになっていた。 やがて彼は演奏を終えると、 「やっぱり今日も駄目だったかな」と軽く呟いた。 だがあまり沈んだ様子はなく、その呟きは 明日は明日の風が吹くさと言わんばかりの飄々とした雰囲気だった。 椅子から立ち上がると彼は女将の元へ向かう。 「女将さん、すみません。今日ここに泊まりたいんですけど」 「ああん?ちょっと待っておくれよ」 ペラペラと宿の台帳をめくる女将。やがて 「すまないねぇ。生憎今日は満室なんだよ」 といった返事が返ってきた。 「悪いけど他の宿を当たっておくれ」 「そうですか。仕方ありませんね」 そう言うと彼は手荷物をまとめて宿の外へ出た。 「さて、どうしようかな」 太陽もそろそろ傾いてきた中で、彼はそう一人ごちる。あくまで飄々と。 「はぁい♪」 突如彼の後ろから声がかかった。 「こんにちわ。さっきの演奏、素敵だったわよ」 彼に声をかけたのは、金髪の髪を後頭部でまとめて結ったエルフの女性だった。 「ああ、それはどうも」 にっこりと彼は微笑み返す。 「あなた、宿を探しているの?」 「ええ、まあそうです」 「あとはそうね……ついでに仲間も探してたりする?冒険者の」 「え?どうして解ったんですか?」 「だってそれ、魔法の発動体でしょ。そのレイピア」 彼女に指摘され彼は頷き返す。 「ええ…一応護身程度に魔法も使えますけど…」 「演奏しながら、入れてくれるパーティーを探してたか。随分悠長な話ね。 もっとアクティブにいかないと仲間なんて見つからないぞ?」 指先で軽く額を押される。痛くはなかった。 「そうかもしれませんね」 彼は言う。 「でもじっくり探したいですから。できれば僕の演奏を気に入ってくれる人を」 「ふーん」 エルフの女性は値踏みするように腕を組み、彼を眺めるとやがて言った。 「今夜の宿、紹介してあげよっか?ついでに仲間も」 「え……、いいんですか?」 「もちろん。付いてきて」 彼は彼女を疑うようなことはしなかった。 これは突如吹いた風だと思った。 自分が待望していた、”明日の風”だと。 「僕はロイです。あなたは?」 「サリアよ。よろしくね」 潮風の吹く中を二人は連れ立って歩き出した。 【合流編】 住宅区のさほど大きくもなければ、小さくもない中規模程度の路地を 中年の男はずんずん進んでいき、その後を二人はついてゆく。 ベアトとリタはお互いに無言だった。 リタは不安から。 ベアトは警戒心からだ。 やがて住宅の立ち並ぶ路地の中心地で、男の足は止まった。 「着いたぜ」 相変わらずのにやけた笑い顔だが勘に障るようなことはなかった。 この男の場合、これがデフォルトなのだ。 にやけた顔があまりに自然体過ぎて、見る者の不快感を誘うようなことがない。 そして、男が親指でクイと示したその建物は…… 「なぁ……、ここが本当に冒険者の店なのか……?」 「う、ウナギの寝床ですぅ……」 あまりに小さかった。 住宅と住宅の隙間の間に無理矢理に押し込めたようなその外観は あまりに小さくとても何かの商売をやっているようには思えない。 奥に細長く伸びている様子から、リタのウナギの寝床という評価はぴったりだった。 ただ、小さな黒板が表に出ていて、そこには石灰で 「灰煙の暖炉亭」と書かれている。 それがかろうじてだが、ここが冒険者の店なのだということを主張していた。 「さ、案内したぜ。とりあえず立ち話もなんだから中に入ってから……」 「おうおうおう!見ちゃおれんわ全く!」 そこに突然に割って入ってくる人影があった。 「かーっ!あかん!あかんで姉ちゃん達!己ら絶対この男に騙されとるわ!」 そこに入ってきた人影の種族はシャドウ。クロウだった。 割って入るタイミングを見計らっていたのか、そのままベラベラとまくし立てるクロウ。 「こないな怪しげな冒険者の店がどこにあるっちゅうねん!このままホイホイついて行ったら、どんな酷い目にあわされるか分かったもんやないで!かーっ、この善良なクロウ様はとてもじゃないが黙って見ておれんわ!」 大仰に頭を抱え、天を仰いでみせるクロウ。 「よっしゃ!姉ちゃん達、アンタらがこの男に騙されんようワイが見張ったるわ!な?決まりや!」 ガシッと二人の肩を抱え、クロウは有無を言わさずついてくるつもりのようだった。 その様子を見て、相変わらず中年の男は「くっくっくっ」と肩を揺らしながら笑っている。 真偽判定でクロウの言うことの真意など、とっくにこの男にはバレてはいるのだが……。 「まぁ、この際2人でも3人でも構わんさ。入ってきな」 男が首を揺らし、3人に入ってくるように促す。 激しい不安を抱えながらも、ベアトとリタ、そして主導権を握れる気満々のクロウは店の中へと 促されるまま踏み込んでいった。 中へ入ると一様に3人の目は丸くなった。 一見うなぎの寝床風に見えたその外観は、ただ奥へと続くための店の通路であり、 本命はその奥に広がっていた広い空間であった。 半分あばら屋のようだった外観からは、想像もつかないほどの内部の堅牢な石壁造り。 広く洒落たバーカウンターに、冒険者たちが腰を落ち着けるためのテーブルがいくつもある。 宿屋へ続く上へ昇る階段と、ワインセラーでもあるのか地下室までありそうだ。 中にさえ入ってしまえば、ここは立派な冒険者の店であることに疑いようはなかった。 そんな様子を見て中年の男はにやにや笑いながら、 「ここが俺の城さ」とうそぶいた。 「さて、そろそろ自己紹介と行こうか。俺の名はグレモア=オールドスタース。 お察しの通り、この冒険者の店の店主なんてものをやっている」 呆気にとられたままの3人だったが、いち早く正気に戻ったクロウが主導権を握られまいと切り返す。 「ワイはクロウや…。まぁ見たまんまの斥候やな。お宅らは?」 「…私はザイアの神官戦士、ベアトリーチェ=オークスだ。ベアトでいい」 「…リタですぅ。キルヒア様の神官やってますぅ」 「くっくっくっ。戦士と斥候と神官か。まぁまぁのバランスだがな」 グレモアは呟く。 「新米さんたちがパーティーやるんだったら、もう1人2人は欲しいところだ」 「はぁ……全く人が悪いで、おっちゃん」 クロウはすでにこのグレモアに対する評価を、侮れない人間に切り替えていた。 だが主導権だけは死んでも握られたくない。 「このままここで待っとっても、こないなけったいな場所にやってくる奴なんかいるわけないやろ」 と、嫌味をとばす。 「くっくっくっ。さて、どうだかな……?」 再び含みのある笑いをするグレモア。 まるでこの先の展開を分かっているかのような笑いだ。 「おーい、おっちゃーん!」 すると店の扉が突如開き、ドタドタと1人のグラスランナーが入ってきた。 「おう、どうしたピロロ」 「冒険者になりったいって奴がいるんだけど、連れてきたよー!」 「だとさ」 グレモアはにやりと笑う。 「ぐぬぬ……」 クロウは不服そうだ。 後から入ってきたのは、まだ少年の面影の残る、それでいて精悍な感じの若い男だった。 「ピロロ。こんなところで大丈夫なのか……って中は意外と広いんだな……」 そう言って店の中をキョロキョロ見回している。 やがてこちらと目が合うと。 「こんにちわ」 と、あまり感情のこもらない声で言った。 「お、おう。よろしゅうな」 どことなく掴みどころのない超然とした雰囲気にクロウは少したじろぐ。 だがよく見れば、まだ少年の面影すらあるではないか。 これならば、自分が主導権を握れるのではと内心ニヤリとする。 「やー、よくきてくれたわ!自分ら仲間をちょうど探しとったんやで! これも何かのお導きやわ!自分うちらのパーティー入らへんか?」 馴れ馴れしく勧誘を開始する。 「ああ、俺は構わないけど」 あっさりと承諾する少年。 「俺はヘングっていうんだ。よろしく」 「クロウや」 「ベアトリーチェだ」 「リタですぅ」 「ふむ」 グレモアが顎を掻きながら言う。 「見た感じそこの少年は拳闘士か。あとは魔法使いがいれば最高だが……」 そこで突如再び店の扉がバンと開いた。 「サリア。店の扉はもうちょっと静かに開けろ。あそこだけはボロいんだからな」 「わざとボロくしてるくせに文句言わないの。おやおや~?何だか人数が集まっちゃって。 やあやあ、こんちわ~。あのねー、冒険者志望の奴連れてきたよん。 吟遊詩人の魔法使いなんだけど、ひょっとしたらご入用かな?」 後ろからひょこと顔を覗かせたのは、おっとりとした感じの帽子を被った男だった。 やはり店の外と内の落差に目を丸くしている。 「あ、どうもこんにちわ……」 第一声のその弱腰な態度にクロウのセンサーが敏感に反応する。 こいつはチョロいタイプだと。 「君のような人材を待っていたんや!」 ガシッと帽子の男の肩をつかむ。 「己、名前は」 「あ、どうも、ロイです……」 「ワイはクロウっちゅうもんや。兄ちゃんウチのパーティー入るやろ?これからよろしく頼むわ。なっ?」 もう決定事項だとでも言うようにクロウは圧す。 「は、はぁ……よろしくお願いします……」 それに対して生返事ながらもロイはあっさり承諾したのだった。 「さて、全員自己紹介も終わったし技能も把握したな?」 「おう、グレモアのおっちゃん。これで晴れてパーティー結成や!問題ないやろ? 早速依頼を回してくれや」 「ところがそういうわけにはいかねぇ」 グレモアはニヤリと口の端を吊り上げる。 「これからお前らにはテストを受けてもらう。この店の冒険者として相応しいかどうかのな」 「なるほど、そういうことかいな……」 クロウは天を仰いだ。 「テストですかぁ……?」 リタがピロロを抱きしめながら不安そうに言う。 ロイも同様に不安そうだ。 「俺は別に構わないさ。冒険者になれるならなんでもな」 ヘングはあくまで泰然としている。 「そうだ、テストだ。といってもまぁ簡単なもんだぜ? この程度の障害も乗り越えられないようじゃ、はっきり言って冒険者には向いてねぇ。 そいつを見極めるためのこのテストだ。意味は分るな?」 グレモアはゆっくりと周囲を見渡す。 そして、一つの紋章が描かれた紙を取り出した。 それを一番近くにいたヘングに手渡す。 「こいつは何だい?」 「この店に所属している連中のつけているエンブレムさ。 こいつは特別製でな。魔力を込めると蒼く光るようになってて偽物は作れねぇのよ。 お前らにはこいつを取ってきてもらう。1個でいい。1個取ってくりゃ残りは人数分複製してやるよ。 まぁ、この店に所属してるっつー身分証明だな」 「ふむ、グレモア殿。少し確認したいのだが」 それまで黙して様子を伺っていたベアトが口を開いた。 「これは依頼という扱いにはならないのか?」 「残念ながらならん。お前らはまだこの店の冒険者じゃないからだ。 すべてはこのテストをクリアしてからということになるな」 「どうしても駄目か?世の中には支度金という概念もあると思うのだが」 「駄目だ。ここばっかりはゆずらねぇよ」 グレモアは頑として言った。 「うむ、駄目か……ならば仕方ないな……」 ベアトは肩を落とす。 「なんや戦士の姉ちゃん。割とキッチリしとるとこあるやんけ。もう報酬の交渉かいな」 「いえ、……それがベアトさん。今所持金が0ガメルだそうで」 「わっはっは!なんやそれ!おもろい姉ちゃんやな!」 クロウは腹を抱えて笑った。 「よかったら金貸したろか?100ガメルからの利息はトイチと言いたいとこやが、 今回は特別に月一で1割でええで?」 「む?貸してくれるのか?お前イイ奴だな」 「わっはっは!ひー、やめて!腹が捩じ切れてしまうわ!」 クロウは笑い転げている。 「それで、どこに行けばこのエンブレムはあるんでしょうか?」 ロイが言った。 「ああ、ここから街の外に出て2時間くらいのところにある、街道から外れた森の中にある洞窟だよ。 ちょっと判りにくくなってるから待ってな。今地図を出してやる」 グレモアが地図を広げた。 「ここの森にちょうど隠れるみたいにして洞窟がある。知ってる奴か、よほど高レベルな奴じゃなきゃ発見は不可能だな。注意深く探せよお前ら」 「おう、その辺はワイに任しとき。斥候やから鼻が利く」 「で、出発はどうしましょうか?今からいきますか? 陽が少し傾いてますから、今から行くと帰ってこれるのは夜になると思うんですけど」 「こんなもんチャッチャッと済ますに限るわ。さっそく行くで」 「私も特に異論はないな。さっさと依頼を受けられるようになりたいしな」 「わたしも夜目は効きますから大丈夫です」 「じゃあみなさん今から出発で……」 「嫌だ」 話がまとまりかけたところにきっぱりとした反対の声が上がった。 ヘングだった。 「俺は嫌だ。明日の朝を待って行くべきだと思う。夜道は危険だ」 その口調は有無を言わせない感じのものだった。 (な、なんや、この小僧……。せっかく話がまとまりかけてたっちゅうに……) クロウは頭を抱えた。 「あんな。慎重なのは結構やけどな、お宅、もう少し空気読めや」 「関係ない。俺は夜は危険だって言ってるだけだ。間違ったことは言ってない」 ヘングは頑として譲ろうとしない。 「とにかく俺は明日の朝行くよ」 ベアトも頭を抱える。 この少年の言わんとすることは分かる。正論だ。が、これではあまりに協調性がない。 難儀なのがパーティーにいたものだと正直扱いを決めかねた。 「……なぁ、少年。君の言わんとすることはわかるぞ。物事には常に最善の状態で臨むべきだ。 だが、我々は冒険者なんだ。常に状態が最善だとは限らない。 最悪の中の最善を希求するのが冒険者であるべきなんだと私は思っている。 私の言っていることは間違っているか?」 「……難しいことはよくわからないな」 (あわわわわ……ど、どうしましょう?!) リタはピロロをギュッと抱きかかえたままオロオロしている! ピロロは苦しそうだ! ピロロの脱出判定! ファンブル! ピロロは50点の経験値を得た! 「あ、あのですね……、もう一度多数決をとりたいと思います! こ、このまま出発するべきだと思う人は挙手で!」 ヘング以外の全員が手を挙げた。 「あのですね、ヘングさん!」 「なんだ?」 「あ…、あなたを負け犬ですっ!」 ビシィ!とヘングを指さす。 他の全員はポカーンとしてしまった。 「よ、要するにですよ!他のみんなが行くって言ってるのに、あなただけ行かないのは卑怯だって言ってるんです!臆病ものです!チキン野郎です!それであなたはいいんですか?!」 ヘングはその言葉にちょっとムッとしたようだったが、少し考え込むとこう言った。 「負け犬は……嫌だな。わかった俺も行くよ」 意外なほど素直にその言葉に従ったヘングだった。 怒った様子も特にない。 リタは内心ホッとしていた。 そしてその後に、 (胃薬が欲しいですぅ……) と思ったという。 ピロロは腕の中で気絶していた。 その後、食料の買い出しや交換会などを行い、 なにはともあれパーティーは初めての冒険に向けて出発することとなる。 ヘングは内心で思っていた。 (これが冒険者なのか……?) ジプシーであった頃にはほとんど無かったと言っていい意見の食い違い。価値観の違い。 そして各々の行動の違い。理念の違い。 あまりにも皆の持っているものが違いすぎる。 それでも尚、行動を共にし続けるパーティーという存在の在り方が 彼には不思議だった。不思議でならなかった。 けれど、知りたいと思った。 (なあ、糞親父……。これがあんたの見ていた風景だったのか?) 【冒険編】 地図どおりに街道沿いを進み、目印の小さな岩山と手前に森のある場所に着くと 意外なほどあっさりと目的の洞窟は見つかった。 「なんや、あっけないな」 先行偵察して洞窟を見つけ出したクロウは呟いた。 「ま、テストいうとったしこんなもんなんやろうか」 「あまり気を抜くなよ。あの店主のことだ。中まで同じとは限らんのだからな」 「へーへー。わかってますってからに」 まず隊列を決める。 先頭にクロウ。そのすぐ後ろにベアト。 リタとロイが真ん中に入り、背後の警戒用にヘングといった陣形だ。 洞窟は明らかに人為的に手の加わった形状をしており、 周囲に生えた苔が薄く発光している。 また洞窟の天井からはいたるところから月光が降り注いでいるため、 暗視や松明などは必要なさそうだった。 警戒しながらクロウが進んで行く。 入口に罠がないのは先行偵察で調査済みだ。 中に入ると道はいきなり左、正面、右と3つに分かれていた。 この道のどれを選べば果たして正解なのだろうか? 「ここはこのクロウ様の出番やで。世の中には左手の法則っちゅうもんがあってな……」 「ふふふ。甘いなクロウ」 「なんや、ベアトの姉ちゃん。妙に自信ありげな顔しおってからに」 「ふむ、左手の法則は私もよく知るところだが、最近のダンジョンアタックの法則は違うらしい。 今もっとも流行りのナウなダンジョンアタックの法則はだな……」 一拍間をおいてベアトは言う。 「『急がば真っすぐ進んじゃおう』 byニーチェだ!」 「な、なんやってーー!!」 クロウが仰け反る。 「そんな法則が最近の流行りなんかい!知らんかったわ!」 「ふふふ、そうだろうそうだろう。だがニーチェの言うことだからな。 先達の偉人の言うことは聞いておいたほうがいい。それに……」 「そ、それに……?(ゴクリ)」 「何かあってもすべてニーチェのせいにできる!」 「ぐはあ!な、なんちゅうお得な法則やそれは!それはもう乗るしかないで!このビッグウェーブに!」 後ろではリタとロイがそんな二人を生温かく見守っていたが、 正直どうでもいいから早くしろよ、と思っていた。 「というわけで真っ直ぐ進むぞ!異論はないな!」 「「「おー」」」 後衛組からは生返事が返ってきた。 まっすぐ進むと、途中曲がりくねってはいたが特に勾配もなく、楽に進むことができた。 しばらくすると開けた場所に出る。 そこにはモンスターの姿を4体確認することができた。 「キルヒアさま、キルヒアさま。あのモンスターの正体を教えてくださいな……っと」 リタが自分の神に、ものすごく適当に祈りを捧げているが大丈夫だろうか? 「大丈夫です。さすが kill here さま。 あのもんすたーどもをブチ殺せと、弱点まで教えてくださいましたよ☆ 連中はオークで、炎ダメージ+3ですね!」 鼻息を荒くするリタ。 「なぁ……ベアトの姉ちゃん。あの子実は過激派とかそういう感じの子だったりするん……?」 「……いや、ティダンならまだしも、キルヒアの過激派とかあまり聞かないような……」 本人の元々の性格だったら嫌だなあと2人は思った。 「とにかく、モンスターの正体はわかりましたけど、どうしましょうか?」 視界に完全にお互いが入ってはいるが、オークに動く気配はなかった。 つまり視界に入った程度では動くなと”命令されている”のだ。 「あんまり考える必要ないんちゃう?」 「そうだな。あのオークにどういう命令がなされているにせよ、後顧の憂いは断った方がよい」 二人はスラリと抜刀する。 「そうなると俺の出番だな」 待ちくたびれたといわんばかりに、ヘングも前線に出てきた。 「おそらく後方からの襲撃はないよ。勘だけどね」 「同感や/同感だ」 「ワイと小僧が先に突っ込むから姉ちゃんは、様子を見て不利そうな方についてや」 「任せておけ」 ここは流石に前衛同士の阿吽の呼吸である。多くを語る必要もない。 「それじゃ……行くで!」 「「応!」」 戦闘が始まった。 「まずはワイから行くで!」 この中で一番素早いクロウが突っ込む。 「左の奴や!覚悟せい!」 素早く剣を突き出す。クリティカル! 「もう一丁!」 切り返しの一撃も決まり、かなりの手ごたえがあった。 「よっしゃ!絶好調やで!」 「次は俺だ!右の奴だ」 ヘングも果敢に突っ込んでいった。 が、殴りかかろうとしたところで、途中で運悪く石ころに足を取られてしまう。 バランスを崩し、前につんのめる。 「くっ……この!」 だがヘングは両手を地面につけたかと思うと、身体を回転させ舞踏のように跳ね上がる。 それと同時に相手に蹴りを見舞った。 浅い当たりだが、それは相手に確実にダメージを与えた。 すでにヘングは素早く態勢を整えている。驚異的な身体バランスだった。 「ベアトリーチェ推して参る!」 ベアトはヘングの方へ突っ込んでいった。 「緊張しているのか少年!?加勢するぞ!」 ベアトはかばうを宣言! しかしヘングはこれを拒否。 「なっ……どういうつもりだ、少年!」 「女なんかに庇われてたまるかよ!」 「馬鹿か貴様!戦場に立つ者に男も女もあるか!訂正しろ少年!」 「それでも嫌だね!」 流石にカチンときたベアトだったが、言い争っている場合ではない。 ブロードソードを振り下ろす。 これも相手に確実にダメージを与えた。 「次は僕です!今アンビエントを……」 「何言ってるんですか?!相手はオークですよ?!効きませんよ!」 「あ……」 危うく失態を犯しかけるロイ。 「が、頑張って!」 ロイはエールを送っている! 「相手が魔法生物じゃバニシュは効きませんね……皆さん頑張って!」 リタもエールを送っている! 今度はオーク側が襲いかかる番だった。 「オオオ……」 ゆっくりとした動きだが、それなりに破壊力のありそうな攻撃がクロウとヘングを襲う。 まず最初のオークの攻撃がクロウにヒットした。 「くっ……!」 「クロウ?!」 「大丈夫や!カスあたりやで!」 事実たいしたダメージにはなっていないようだった。 「ほいさっ!」 次の攻撃は完璧に回避してみせるクロウ。 「次がそっちに来るで!」 残りの2体がヘングを襲う。 だがヘングはその身軽な動きで、相手の攻撃が当たるのを許さない。 「かばわれなくったって問題ないね!」 どこまでも強気のヘングだった。 そしてこちらの手番。 「倒してやる!」 意気込んで攻撃を仕掛けるヘング。だが、その拳は空を切る。 「フェイントだ!ノロマのオークめ!」 オークの態勢が崩れたところで渾身のけりを見舞った。 クリティカル×2! オークはその蹴りで粉砕された! 「やるじゃないか少年!」 そう言ってベアトはクロウが相手をしていたオークのほうに向かった。 「ふん!」 ブロードソードを横薙ぎにするも、その剣は虚空を切った。 「くそっ!」 「ワイがなんとかする!」 クロウの攻撃。これも確実にダメージを相手に与える。 だが相手はまだ倒れない。 「むっ……ずいぶんと頑丈な……。そうか!気をつけろ!こいつら”かけら入り”だ!」 「かけら入りですか……」 リタの見識判定。ファンブル! 「ひょ、ひょっとして人類の天敵ですかー?!」 「そうそう。あいむしんかーとぅ~とぅ~とぅ~……ってそいつは”首輪付き”だ馬鹿者!」 ベアトは珍しくノリ突っ込みをした! あとどうでもいい知識だったので、リタに50点は入らなかった! オークたちが襲いかかるがクロウもヘングもひらりとかわす。 ベアトが唯一もらうが1点しか通さない。 「今度こそ私が倒す!」 気合一閃。ベアトの攻撃はクリティカル!2体目のオークを撃破! 「ひゅ~っ!やるな姉ちゃん!」 クロウもそう言って攻撃を仕掛けていく。 数の優位を確保した時点で趨勢は決した。 ベアトが軽くダメージをもらった程度で、後はあっさりと片付いた。 「回復しますか~?」 リタが尋ねるが 「いらんいらん」「心配無用だ」 とクロウもベアトも答える。 ロイが「お役に立てませんでしたね……」ともらしたが、 「なぁに。次に活躍すればいいだけの話だ」 「せやせや」 と励まされていた。 とにかく初の戦闘に無事勝利したパーティーだった。 戦利品の剥ぎ取りを済ませると、一行はさらに奥へ向かってゆく。 するとまたすぐに開けた場所に出た。 今度はさらに大きな空間で、おそらくここがこの洞窟の最奥であろうことを伺わせた。 そして奥には。、半分木々に埋もれるようにしてログハウスが建っている。 そのログハウスのテラスでは、一人の女性が何やら書き物をしていた。 静謐な空間には、たださらさらと紙の上に筆の走る音だけが聞こえる。 そして女性ははたと手を止め、考え込み、やがてまた筆を走らせる。 それが繰り返されていた。 その間に、わずかに身じろいだベアトの金属鎧の音がキシと響く。 するとその女性はこちらの存在に気づいたらしく、ゆっくりと立ち上がりながらその身をこちらに向けた。 その女性はまさしく絶世の美女と呼んで差支えないほどの美貌だった。 肩口まで緩やかに伸びた艶やかな銀髪に、儚げな面持ちはまさに精霊を思わせる。 容姿は人間の20代ほどに見えるが、実際の年齢をその雰囲気から測ることはできなかった。 半ば呆気にとられて動けない一同の中で、唯一ヘングだけが何事もなかったかのように口を開いた。 「こんにちわ」 短い挨拶だった。女性は少し首を傾げ、 「……こんにちわ」 と同様に短く返した。どうやら対話の意思はあるようだ。 「何か用…?」 と聞かれ、すかさずクロウは 「姉ちゃん、エンブレムを知らんか?」 と尋ねた。 すると、また女性は少しだけ首を傾げる。 20秒経過。 「……エンブレム?」 「せや。ワイらはエンブレムをここに探しにきたんやが、知らへんか?」 40秒経過。 「……紋章?」 「エンブレムちゅうたらそれしかあらへんやろ」 1分経過。 「……よく分からない?」 クロウはずっこけた。 「あ、あかん……。この姉ちゃんめっちゃ苦手なタイプやわ……。だれか代わってや……」 この女性の間延びした独特の会話テンポに、普段おしゃべりなクロウはついていけないようだった。 「あの……グレモアさんを知らないでしょうか?」 ロイがバトンを受け取った。 「……グレモア。知ってる……」 「そうです。僕らはそのグレモアさんから、特別な紋章を取ってくるように言われているんですが なにか御存じないでしょうか?」 また、女性は少し考えだした。 やがて何かを思い出したかのようにポンと手をたたくと、 「……ちょっと待ってて」 と言って、奥に引っ込んでいった。 しばらくすると戻ってきたその手には、 「……これの事?」 ひとつのブローチが握られていた。 そのブローチにかかれた紋章は、グレモアから預かった紙に描かれているものとそっくりだった。 「……あげる」 ロイの手にそのブローチをそっと握らすと、彼女は家の中へと引っ込んでしまった。 「なんやったんや……あのけったいな姉ちゃんは……」 「さあ……。今のところよくわかりませんが、どうやらこれが確かに目的のもののようですよ」 「何故そうわかる?」 ベアトが問いただすとロイは 「だってほら」 己の魔力を発動させ、ブローチに込める。 すると紋章が静かに蒼く輝きだした。 「条件通りのものですからね。おそらくきっとこれです」 ロイは妙に確信に満ちた声で言った。 「さて、目的の物は手に入ったし、帰ろうか」 と言うヘングの言葉にクロウがすかさず反論。 「いやいや、あのおっちゃんは『漁れるもんは漁って来い』言うてたんやから、まだ行っとらんトコも回ろうや」 それに対し、ヘングは、 「他人の住処を漁るのはやめようよ」 冒険者施行VS一般倫理が勃発したが、 「動物が入り込んでるといけないですし、取り敢えず見て回りましょう」 というリタの発言で、ヘングも一応は納得した。 そして、念のために洞窟内を漁・・・巡回することに。 奥から戻ってきて左側(入口側から見て右側)の通路へ進むと紋章の形の付いたオブジェが4つ置いてある部屋に着いた。 そのオブジェの前に見慣れない生き物が眠っていた。 リタは正体を確かめようと魔物知識判定を試みたが正体は分からなかった。 しかし、セージ&キルちゃん信仰の意地によりあたかも知っている風を装った。 「あの魔物は、『どんがらわっほい』といって私たちでは到底敵わない魔物ですぅ」 知識を絞り出したように言ってはみたものの表情で「分かりません」と言っていた。 メンバー(ヘング以外)は生暖かい目でリタを眺めていた。 「あれは、放っておいていいの?」 と言うヘングに 「彼我の戦力差が全く分からん奴に挑むのは、『勇気』やなくて『無謀』や」 と、何かを思い出すかのように言い放つクロウだった。 それに対し、ヘングは 「だって、入り込んだ魔物は退治しようってリタが・・・」 「動物を退治するのであって、あんな魔物は対象外ですぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」 ムキになって汗をかきながら反論するリタ。 目的の品は手に入っているので、魔物を無視して反対側(入口側から見て左側)へ進む一行。 緩やかに右に曲がった通路を進んでいくと次第に暗くなっていき、坂道の麓に着く頃には、松明が無ければ、すぐ先が見えない程暗くなっていた。 暗視の利くクロウが坂の上を覗いても途中が曲がりくねっていて頂上は確認出来なかった。 「こんな坂はチョチョイと登っていけるやろ」 と勢いを付けて駆け上がろうとするクロウだったが、坂の途中に生えていた苔に足を取られて滑り落ちてきた。 皆から冷たい視線が送られるが、 「今のは、準備運動や」 と誤魔化し、今度は足元を確認しながら上り切ったクロウであった。 順に坂を上っていくメンバーだが、最後まで二の足を踏んでいたのは、ベアトだった。 最終的にベアトの体にロープを括り付け、全員で引き上げることにしたが、意外と金属鎧が重く、一度は上げ損ねた一同。 二度目は難なく引き上げ、全員で進むと、オークと戦った広い通路を見下ろせる位置に出た。 ここでこの洞窟を探しきったメンバーは帰路に着いた。 【エピローグ】 「「「「かんぱーい!」」」 洞窟の探索を無事終えたパーティーは、灰煙の暖炉亭に帰還した。 謎の美女から貰ったブローチは確かに本物のようで、グレモアはこのパ-ティーを 無事冒険者として認めてくれたようだった。 支度金として各人に500ガメルずつ渡してくれたりもした。 至れり尽くせりである。 「まったく……、店主殿もお人が悪い」 「言ったろ?すべてはこのテストをクリアしてからだってな。まぁ無駄遣いはするなよ」 そしてパーティーは初の冒険の無事を祝って祝杯を挙げている。 なぜかピロロのおごりで。 「「「ピロロ先輩!ごちになります!」」」 「うん。いいよ~!ジャンジャン呑んでね(´;ω;`)ブワッ」 半分以上酔っているピロロは上機嫌で泣きながらそう言った。 サリアは笑いながらその様子を見ている。 「きゃー!ピロロ先輩素敵ですぅ!私たちにできないオゴリを平然とやってのける! そこに痺れる憧れますぅ!」 「グレモアのおっちゃん!このボジョレーなんとか追加で!」 「僕もエールをもう一杯!」 「私もだ」 「俺は飯をなにか頼むよ。特盛りで」 やはり初の冒険の緊張感からの解放からか、すっかり浮かれあがっているパーティー。 灰煙の暖炉亭には似つかわしくない騒がしさで、順調に夜は更けていった。 ふと気が付くと、いつの間にかグレモアの姿はどこかへ消えていた。 こんな時間にどこへ……? わずかに裏口の扉が揺れているところをみると、たった今出て行ったようだった。 この事実に気付いたのは斥候のクロウと、比較的静かに呑んでいたベアトの2人だった。 2人は目くばせすると、無言でグレモアの後を追った。 ベアトは囮として気付かれ易いようにわざと後ろから。 クロウは屋根の上を伝って追いかける。 やがて街の出入口まで着くと、門を出て行くのが見えた。 クロウは(引き時やな)と考える。これ以上の詮索は何か嫌なことが起こっても不思議ではない。 あの店主はただならぬところがあって、それを知りたいのは山々だが、 世の中には知らなくても良いことというのはあるものだ。 ところがベアトはそのままずんずんと街の外まで付いていくではないか。 (あらら。そのまま行くんかい) 少し思案したクロウだったが、 (ま、ワイには関係あらへんがな) と特有のドライな思考で、宿のほうへと引き返して行った。 やがてベアトがグレモアを追って追いついたのは、先ほど来たばかりの洞窟だった。 グレモアは最奥へと向かう。 「ほらよ。リリアノット。ご苦労さんだったな。悪いがこいつの複製を頼むわ」 グレモアは例の紋章入りブローチを投げて渡す。 「……分かった」 リリアノットと呼ばれた、例の彼女は静かにうなずく。 「……で、そろそろ出てきたらどうなんだい、騎士の姉ちゃん?」 「ふ……。まぁとっくにばれているだろうとは思っていたさ」 ベアトは別に悪びれた様子もなく出てゆく。 「こんな時間に深夜の散歩か?」 「なに、こんな時間にどこへゆくのかと気になってな。 そちらこそ、そちらのご婦人と逢引かな?だとしたら悪いことをした」 「はっ!くっくっくっ!おもしれぇジョークだ」 グレモアは相変わらずにやけ顔で笑う。 「……で、何か用かい?」 「2、3、どうしても聞きたいことがあってな。なに、そんなに時間は取らせんさ」 ベアトは静かに息を吐く。 「どうして我々を勧誘した?」 「たまたま目についたからだ。それ以上の理由はねぇよ」 真偽判定ではこの男の言うことをベアトは見抜くことはできない。 だから、質問は慎重に選ぶ必要があった。 「毎回あんな方法で勧誘を?」 「おうとも。なんなら他の連中に確かめてみればいいさ。少なくともこれは本当だぜ」 「何故だ?あんなやり方では店の利益が薄いではないか」 「単なる趣味だと言ったら信じるか?」 「…………」 「まぁ、俺は胡散臭いからな。疑心暗鬼に陥るのも分かる。だが趣味だ。 信じなくてもいいから、今のところそういうことにしておいちゃくれねぇか」 長い沈黙の後、 「…………わかった」 ベアトは返答した。 「これ以上の問答は無意味だ。私はもう帰る」 「おう、とっとと帰んな。よいこはとっくに寝てる時間だ」 「店主殿」 「なんだ?」 「この世でもっとも邪悪なこととは何だと思う?」 「哲学かい?生憎と教養がなくてな。考えたこともねぇ」 「……そうか」 ベアトは踵を返す。 「邪魔をした」 それだけ短く言うとベアトは去っていった。 奥ではグレモアとリリアノットが何やら話している様子だったが、 内容を聞き取ることはできなかった。 帰り道でベアトは呟いた。 「この世の邪悪とは……この世で最も吐き気を催す邪悪とは。無知なる者を利用することだ 自分のためだけに。自分だけの都合で」 昔を思い出しながら言う。 ベアトは思う。 本当に彼がただのお人よしであればよい。 そう願いたい。だが……ベアトの勘は告げてやまない。 何かがあるとだけ。 それがもし人々を傷つけ、涙させるものであった場合、 彼女は自分の誓いに従って、あの店主を切らねばならない。 「その時はせめて一撃で」 すでに山向こうからは、朝日が昇り始めていた。 session1-1 END 成長 ベアト⇒筋力 リタ⇒生命力 クロウ⇒精神力 ヘング⇒知力 ロイ⇒知力
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KOXX コックス フランスのトライアルバイクブランド。 2013年10月廃業。 関連項目 自転車用語 +... あ行▼ アーガイル アーネット アーレンキー Aaron Gwin Aaron Chase アイウェア ISIS iドライブ Iビーム アウターチューブ 東商会 Adam Craig Adam Hauck 安達靖 アトムラブ Anita Molcik Anneke Beerten アヘッドステム アメリカンバルブ アメリカンBB アルチュラ アルミニップル アレックス アンカー アンサー アンターンダウン Andrew Neethling Andreu Lacondeguy Andrew Shandro アイアンホース アイステクノロジー アイスペック アイドゥン アキコーポレーション アクソ アケボノ アゾニック アップスウィープ アディダス アブバカ アリソン・サイダー アリビオ アルパインスター アルピナ アルマイト アルミニウム アルミニウム合金 アンソン・ウェリントン アン・キャロリーヌ・ショソン E13 イーストン イーヴィル イエティ ITA規格ノーマルサイズ 井手川直樹 Irina Kalentieva インスタントリリース インターテック インチ インディアンエアー インテグラルヘッド インデックスシフト インナーチューブ インフレーター インターナショナルスタンダード インターマックス インダストリーナイン インテンス インテンスタイヤシステム インパルス インフィニ インヴァート ウィーザピープル ウィッパーマン ウィリー ウィンドストッパー ウェーブローター ウェス ウェルゴ Wade Bootes ウェイン・ゴス ウォールライド ウッズバルブ ウルトラツアー ウェイド・シモンズ エアサスペンション エアスプリング エアターン エアロスポーク エクスターナルBB SRサンツアー SDG SPD-R Emmeline Ragot エラストマー Eric Carter エレベーテッドチェーンステイ エンデューロワールドシリーズ/2013年 エンデューロワールドシリーズ エンド金具 エンド幅 エンヴェ エイアンドエフ エクスペド エッジ エリック・ポーター エリート エルスワース オイルダンパー オーキッド オークリー オーストリッチ 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FC-M601-2 Ferdi Fasel FH-M950 Filip Polc Fionn Griffiths Florian Vogel Floriane Pugin FSA Gee Atherton Geoff Kabush Goran Jurica Greg Minnaar GT GTファクトリーレーシング(2012) Guido Tschugg Helen Gaskell HG HGチェーン HS33 IG IRC Irina Kalentieva ISCG ISIS ITA規格ノーマルサイズ Iビーム James Patterson Jana Horakova Jared Graves JD Swanguen Jeremy Horgan-Kobelski Jill Kintner JIS規格BB JIS規格ノーマルサイズ Johannes Fischbach Joost Wichman Jose Antonio Hermida Julien Absalon Julien Muller Jurg Meijer Justin Havukainen Jシリーズ K2 Kamil Tatarkovic Kathy Pruitt Kelly McGarry KHS Kyle Strait Laurence Leboucher LED Liam Killeen Manuel Fumic Marc Beaumont Martin Soderstrom Mary McConneloug Matti Lehikoinen MBUKサンタクルズ(2006) Melissa Buhl Michal Marosi Mickael Deldycke Mickael Pascal Mike Hopkins MRP MSC MSイーヴィルレーシング(2011) Nathan Rennie Nick Beer OCLV ODI OGK OLD PCD Qファクター R7 Rachel Atherton Rafael Alvarez De Lara Lucas RBデザイン RD-M772SGS Roel Paulissen Roger Rinderknecht Romain Saladini Ryder Kasprick Sabrina Jonnier Sam Blenkinsop Sam Hill Sam Pilgrim SDG Sean Watson SID SIS SL-M800 SLR SLX SLX/M660系 SLX/M670系 SPD SPD-SL SPV SRサンツアー ST-M775 Steve Peat STI TAK21 the Todd Wells Tomas Slavik TPC Tracey Hannah Tracy Moseley Troy Brosnan TSG TST5 Tyler McCaul UCI UCIマウンテンバイクワールドカップ UCIマウンテンバイクワールドカップ/2013年/ダウンヒル男子 URT UST Uターン Uブレーキ VPP Vブレーキ Wade Bootes WTB X.O XC(マルゾッキ) XTR XTR/M950系 XTR/M960系 XTR/M970系 XTR/M980系 Xアップ Xバート Xフュージョン Yannick Granieri YTインダストリーズ Z1 Z2 ZR9000 タグ 「こ」 トライアルバイク フランス ブランド 自転車用語
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doリタ ドリタをするドナルド☆2000の事
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764通常の名無しさんの3倍2019/04/21(日) 22 14 16.51ID 3JpMtPkn0 風の強いある日 ルナマリア「キャッ! …も~最悪。風でスカートめくれちゃった」 メイリン「後ろから見てたら思いっきりパンチラしてたよお姉ちゃん」 ルナマリア「え?ウソ!? じゃあシンにも見られちゃった? もう、相変わらずシンったらラッキースケベなんだから…」 シン「レイ、今の風で髪にゴミついてるぞ。取ってやるよ」 レイ「すまない」 ルナマリア「おい、こっち見ろ」 リタ「キャッ! …もう、イヤな風ね。フレチラ(サイコフレームが装甲の隙間からチラチラ)しちゃったじゃない恥ずかしい。誰にも見られてないよね?」 たまたま目撃した刹那「ガ、ガンダム…(鼻血)」 イオ「いや色々おかしいからなお前ら」 765通常の名無しさんの3倍2019/04/22(月) 00 31 17.98ID 8R1Hj85t0 768 つまり刹那を振り向かせるには機械の身体を手に入れてば良いのか! 767通常の名無しさんの3倍2019/04/22(月) 08 36 09.60ID sJCI4jbm0 兄弟機と違いリタは女の子なので、デストロイモードは大切な人の前でしか見せないのです セルゲイ「乙女だ」 ラスタル「乙女か?」 768通常の名無しさんの3倍2019/04/22(月) 13 20 27.42ID 22ZRAAWA0 765 機械の身体でもザクっぽいのとかフラッグっぽいのでは刹那の心はつかめないのでは? RX-78かエクシア等刹那の愛機っぽい身体でなければ… ウッソ「かと言って刹那兄さんはMS少女的なものではダメなんですよねきっと」 キラ「もったいないって言うか残念だよね色々と」 シン「お前らにそう言われるのもどうかと思う。残念なのは確かだが」 769通常の名無しさんの3倍2019/04/22(月) 14 36 58.16ID QwOw18jC0 770 ノーベルガンダムだったらどんな反応をするのか トランザムが収まらなくなって自爆するのか、邪道だと言わんばかりに金髪パーツを外されているのか 770通常の名無しさんの3倍2019/04/22(月) 15 50 23.39ID +s4LRSOYO 769 セレーネ「セーラー戦士ならお姉ちゃんで耐性ついてるから大丈夫よね」 刹那「ガンダム」 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ ガンダム一家 リタ・ベルナル ルナマリア・ホーク 刹那・F・セイエイ
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「ポポロクロイス®」Full Story Blu-ray 発売日:11月28日 2003年10月~2004年3月にかけて放送されたTVアニメ 「ポポロクロイス®」全26話をBlu-ray Disc1枚にパッケージ。 オリジナルマスターからデジタルリマスタリングし、 DVD画質を上回る“ハイレートSD(480i)"画質で約10時間のフルボリューム収録。 コンパクトかつお求めやすい価格の永久保存版です。 ここを編集 1998年10月放送開始。 http //www.sonymusic.co.jp/Animation/popolo/ 監督 真下耕一 原作 田森庸介 監督補佐 川崎逸朗 シリーズ構成 堀川憲司、真下耕一 キャラクター原案 福島敦子 キャラクターデザイン 後藤隆幸 メカニックデザイン 村田俊治 美術監督 小山俊久 色彩設計 こばやしみよ子 撮影監督 森下成一 特殊効果 村上正博 編集 森田清次 音響監督 松川陸 録音 はたしょうじ 効果 森川永子 音楽演出 児玉隆 音楽 大谷幸 アニメーション制作 ビィートレイン 脚本 松井亜弥 面出明美 三井秀樹 絵コンテ 真下耕一 川崎逸朗 千明孝一 高柳滋仁 石山タカ明 寺東克己 山野あきら 坂田純一 多田俊介 大野和寿 演出 川崎逸朗 須藤隆 高柳滋仁 多田俊介 伊藤喬子 高木茂樹 大野和寿 作画監督 後藤隆幸 菊地洋子 松本憲生 加野晃 敷島博英 丹澤学 若林厚史 河口俊夫 なかじまちゅうじ 高橋晃 古川尚哉 岡辰也 ■関連タイトル DVD ポポロクロイス物語 Vol.1 Blu-ray ポポロクロイス Full Story 3DS ポポロクロイス牧場物語【初回限定特典】出発しよう! ピエトロ王子冒険ストラップ 付 ポポロクロイス物語 ヴォーカル・コレクション DVD-BOX ポポロクロイス物語TV DVDセット ポポロクロイス物語 TV Animation Official Fun Book ゲーム版画集 ポポロクロイス物語アートブック PSP the Best ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険 オリジナルゲーム版 PS ポポロクロイス物語 PS one Books ゲーム版サウンドトラック ポポロクロイス物語 ゲーム版ムック ポポロクロイス物語―公式ガイドブック フィギュア・ホビー:ポポロクロイス物語 原作コミック 田森庸介/ポポロクロイス物語 知恵の王冠の冒険 1巻 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
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ヘルフレアゲート(へるふれあげーと) + 目次 概要 登場作品レイズ 関連リンク派生技 関連技 ネタ 概要 ヘルフレアゲートとは異界の獄炎の扉を開く魔鏡技。 初出はレイズのリタ。 ▲ 登場作品 レイズ 習得者 リタ・モルディオ 異界の獄炎の扉を開く魔鏡技 分類 通常魔鏡 属性 火 HIT数 14 消費MG 100 基礎威力 1605 詠唱時間 - 習得条件 魔鏡「天才魔導士との出会い」を入手 発動条件 MG満タンの状態で発動 強化1 ダメージが10%上昇 強化2 敵ののけぞり時間+0.1秒 強化3 ダメージが10%上昇 強化4 敵ののけぞり時間+0.1秒 強化5 ダメージが10%上昇 帯で2回叩いて敵を打ち上げた後、上空に魔法陣を展開して異界の扉を開き、そこから獄炎の雨を降らせ、自分は落下する時に魔法陣を展開して体勢を立て直し、着地する。 カットインは原作の第二秘奥義のものを使用。 台詞 派手にぶっ飛ばすわよ!ヘルフレアゲート!! + 魔鏡イラスト 「ドロボウは……ぶっ飛べ!!」 ▲ 関連リンク 派生技 ▲ 関連技 クリムゾンフレア ▲ ネタ ▲
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R-Number? ユニコーンガンダム3号機 フェネクス(デストロイモード)(ナラティブVer.)(Unicorn Gundam 3 Phenex(Destroy Mode)(Narative Ver.)) 【ゆにこーんがんだむさんごうき ふぇねくす(ですとろいもーど)(ならてぃぶばーじょん)】 情報 作品名 機動戦士ガンダムNT カテゴリ SIDE MS 定価 9,180円 発売日 2018年12月予定 再販日 未定 商品全高 約140mm 付属品 手首:×8(握り手×2、開き手×2、サーベル持ち手×2、銃持ち手×2) 武器:ビーム・マグナム、ビーム・サーベル柄×4、ビーム刃×2 その他:予備アンテナ、バックパック、アームド・アーマーDE(展開)×2、シールド用ジョイント×2、ディスプレイ用ジョイント 商品画像 機体データ 所属:地球連邦軍 形式番号:RX-0 開発:地球連邦軍 全高:21.7m 重量:23.8t パイロット:リタ・ベルナル メカデザイン:カトキハジメ 宇宙世紀0095年12月3日に行われたバンシィとの合同評価試験で暴走事故を起こし、消息不明となった金のユニコーン。 アームド・アーマーDEの下部にUC-MSV版にはなかった飾り羽状の姿勢制御用スタビライザーが追加されている。 商品解説 評価点 問題点 不具合情報 関連商品 ユニコーンガンダム3号機 フェネクス(デストロイモード) ユニコーンガンダム3号機 フェネクスtype RC デストロイモード コメント 名前 コメント
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